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絵本
2024.05.10

0歳児の五感を刺激する! おすすめ絵本3選

生まれたばかりの赤ちゃん、0歳の時は自分では何もできません。
人として成長するために視覚、聴覚、触覚などの五感がめいっぱい働いて発達する段階にあります。
なので、絵本を選ぶときには、五感を刺激し、脳の発達を促すような作品がおすすめです。

今回は、そんな0歳児にぴったりの絵本を3冊ご紹介します。

「じゃあじゃあびりびり」

じゃあじゃあびりびり

『じゃあじゃあびりびり』
作: まつい のりこ
出版社: 偕成社

あらすじ

「じゃあじゃあ」「びりびり」のように、オノマトペ(擬音語や擬態語)がたくさん盛り込まれた絵本です。
赤ちゃんの興味をそそる、とても鮮やかな色あいと斬新な絵の構図が目を引きます。

みどころ

・五感で楽しめる
・オノマトペ(擬音語や擬態語)がたくさんあり、音の響きを楽しめる
・色が鮮やかで、目で見て興味を引く
・破れる仕掛けがあり、触覚も楽しめる

この絵本『じゃあじゃあびりびり』は、赤ちゃんの大好きな「じゃあじゃあ」や「びりびり」といったような擬音語や擬態語(オノマトペ)はがっしり詰まった絵本です。オノマトペは日本語の特徴でもあり、五感を刺激し感性や表現の幅を広げてくれます。また、オノマトペはワクワクするような表現のたくさんあるので、音の響きが楽しめます。表紙の赤色は色鮮やかで目を引きます。本文の色彩もとても鮮やかで、大胆な構図も赤ちゃんの目を釘付けにすること間違いなし!絵本を見ている赤ちゃんの真剣なまなざしが目に浮かびます。また、絵本は触って楽しむものでもあり、 破れる仕掛けは触って楽しめるものにもなっています。読み聞かせをしながら、「じゃあじゃあ!」「びりびり!」と、赤ちゃんにママやパパの言葉を届けながら一緒に楽しめます。

 

「いないいないばあ」

『いないいないばあ』
文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男
出版社: 童心社

あらすじ

遊び歌「いないいないばあ」を絵本にした作品です。
シンプルな絵と動きでありながら、赤ちゃんの特徴をしっかり捉え、刺激するように構成されています。
赤ちゃんが集中してみるようになっているので、赤ちゃんの集中力を高めます。

みどころ

・「いないいないばあ」という定番の遊びが元になっているので親しみやすい
・赤ちゃんの特徴に合わせた絵と動きで、赤ちゃんの興味を引き集中力を高める
・リズミカルな言葉で、読み聞かせがしやすい

この絵本『いないいないばあ』は、日本で半世紀以上も語り継がれ販売され続けている定番の絵本です。赤ちゃんの大好きな遊び歌「いないいなばあ」を絵本にした作品です。誰でも一度は赤ちゃんに「いない、いない、ばぁ!」ってやっているのではないかと思います。そんな、シンプル動きを絵にして、シンプルだけれど、絵本を読み進めるたびに、赤ちゃんが笑ってくれます。赤ちゃんの笑顔の繰り返しがこの絵本の一番の魅力です。赤ちゃんの集中力を高めることができます。簡単でリズミカルな言葉は、読み聞かせしている人も簡単に読めます。赤ちゃんと一緒に「いないいないばあ」っていいながら、絵本を楽しんでください。

「ぐりとぐら」

ぐりとぐら

『ぐりとぐら』
作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子
出版社: 福音館書店

あらすじ

青と赤のとんがり帽子とつなぎがトレードマークの2ひきの野ネズミ「ぐり」と「ぐら」。ふたりはふたごちゃんです。とっても仲良しのふたりは、料理をしたり食べることが大好き。今日も大きなかごを持って、食材探して森へ出かけていきます。どんぐりやくりを拾った後、道で見つけた大きなたまご!さあ、何をつくりましょう!?。作ったのはおおきなかすてら。さあ、うまく焼けたかな?

みどころ

・繰り返し出てくるフレーズで、言葉を覚えやすい
・ストーリーがシンプルでわかりやすく、次のページにワクワクする
・絵は親しみやすく温かい

この絵本『ぐりとぐら』は、2匹の野ネズミの双子の兄弟のお話です。料理をしたり食べることが何より大好きはふたりは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼き?それとも卵焼き?いろいろ考えた結果、カステラを作ることにしました。カステラを焼くにおいに誘われて、森の仲間たちも集まってきます。ぐりとぐらは、この絵本で初めて登場しました。繰り返しのフレーズは言葉を覚えやすく、わかりやすいストーリーはウキウキする楽しさ。何度読み聞かせて自分もワクワク。優しく温かみのある絵はとても親しみやすいです。。

 

まとめ

今回ご紹介した3冊の絵本は、0歳児の特徴に沿ったおすすめの作品となっています。
五感を刺激し、脳の発達を促すような作品です。
赤ちゃんの成長に合った絵本を選んで、読み聞かせを楽しんでください。

おまけ

赤ちゃん向けの絵本を選ぶ際には、次のような点にも注意するとよいでしょう。

視覚的な刺激:鮮やかな色彩やはっきりとした模様を使っている
聴覚的な刺激:擬音語や擬態語(オノマトペ)を使っている
触覚的な刺激:布製やビニール製など、触って楽しめる素材のもの
内容:この時期はストーリーよりも視覚や聴覚、触覚などの感覚を楽しめるものにする
安全性:破れにくい素材や安全なインクを使ったもの

赤ちゃんの成長に、絵本はとても有効なツールです。
毎日少しずつ、5分でも良いので、

絵本を読み聞かせてあげてください。